現在募集中!12月の『自分観測占星学講座』
『自分観測占星学』について
占星術で使用する『ホロスコープ』の出生図は、生まれた時の星の配置を表したものです。
自分自身の持って生まれた資質・エネルギーを読み取ることで、私たちの個性や人生がどのように成長し、発展する可能性があるかを予測することができることから『魂のブループリント』とも呼ばれています。
占星学やホロスコープの読み取り、そしてどのようにその情報を生かすかについては、私もまだまだ勉強中の身ではありますが、現時点では『ホロスコープは自分で読むのが一番実りがある』と実感しております。
自分の知らなかった面や、持って生まれた資質の種を知るという意味では、鑑定してもらえるということもとても面白いのですが、ただ鑑定の結果を聞くだけというのは、どうしても『当たってるかどうか?』『そうゆうとこがあるらしい』というところで止まってしまうことが多いように思います。
占いというものは『見えないものを観る』という行為です。
自分でホロスコープを読むということは、その洞察眼を磨くための知識を勉強することとなります。
多くの情報と法則が含まれるため、それらを理解し、読めるようになるまでに時間はかかりますが『自分を知りたい』という欲求から始まったものに、全ての人に有効である様々な法則や知恵、そして、様々な角度から物事を見るという視点のバリエーションを増やし、自分の中で哲学するという様々な報酬があります。
わたしは、こういった普遍的な知識や観点を得るということが、昔から哲学者や様々な賢人達が占星術を勉強していた理由なのだと感じます。
自分自身から少し離れたところからのフラットな『観察や考察』、よりよいものを生み出すために『洞察』し、成り立ちを理解すること、そしてそれら全体のつながりを知り、ベストな判断をするために『俯瞰視』すること。
このように、思考をアップデートさせながら、自分自身を見つめていくという過程は、様々な問題をクリアにし、誰にでも訪れる悩みや困難を『チャンスや面白いハードル』といった認識に変化させてくれます。
こうした捉え方は、私たちがより良い人生を送る助けとなり、授かった素材と、繋がっていくご縁を最大限に楽しむこと、また、年齢を重ねるごとに増す自分自身の美しさをデザインしていくことに繋がると考えます。
ホロスコープの読み取りは、その都度ご自身の理解に合わせてどんどん進化し、完全に理解できるということはないのかもしれませんが、それはある意味、一生自分とともに世界を見て、様々な出来事と思いを体験し、学ぶことで進化し続けるパートナーになりえると言えます。
現在でも研究が続けられている占星術は、いつまでたっても正解のないもの、そして使い方もその人次第ということになりますが、古くから受け継がれてきた知恵が詰まった占星術の『ものさし』を理解することを楽みながら、空間と時間の制限のない、本質的な自分自身と、何度でも会話していきたいと思っております。
占星術を使ったご自分の観測・観察が、自分自身という『生』へ、魂からの愛が注がれる時間となることを願い、そして占星学を通してたくさんの方とともに学べる機会に心から感謝申し上げます。
ホシノテント 瀧本君江