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水瓶座TIME考察:1

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地の時代から風の時代へ・・・
話題の水瓶座時代がいよいよ迫ってきましたね。

一足先に今年の5月に水瓶座入りし、
逆行して山羊座に戻ってきた土星は、
この後、9月に本格的に水瓶座入りし、2023年まで滞在。
そして今度は冥王星水瓶座にやってきて、そこから約20年間滞在します。

公転周期の遅い星が『サイン』をまたぐ時、
ガラッと全体のテーマが変化すると考えられていますが、

特に冥王星は、1つのサインに約20年間滞在するため、長い時間をかけて影響を与え、それまでの20年間とは人々の意識も社会も、大きく変化することになると予測されています。

水瓶座の特徴

では、あらためまして!
話題の水瓶座の特徴を掴んでみましょう。
まずは基本の2区分・3区分・4区分を組み合わせて考察していきます。

ーーーーーーーーー
<2区分>男性:外向き
<3区分>固定:継続・不変
<4区分>:知的に物事を理解する
ーーーーーーーーー
この3つの特徴を組み合わせると・・・
『知的に物事を考え理解する』という風の質・姿勢が不変であり、
そしてそれを外向きに放つ=実行力が見えてきますね。

水瓶座の支配星は天王星
独立性・オリジナル・自由・革新・未来などが象意として含まれ、

副支配星は水星、
思考・コミュニケーション・精神などを表します。


水瓶座は、一つ前のサインである山羊座の『ローカルな世界』の中でのみ成り立つルールではなく、その外側の世界を広く眺め、それらとの繋がりや新たな可能性(取り入れる・協力)を考えます。
独立・自立、個性・平等など、しがらみのない自由とそれを維持する責任などがベースとなるため、個性や文化の違いもクールに扱い、それぞれの思想を貫きます。

土星水瓶座に約2年半滞在する間に、社会は水瓶座の特徴が表す方向へと社会が変化する準備が進むと予測されますが、
もうすでに山羊座のテーマであるローカルなルールや体制、これまで当たり前のように通用してきた権力や上下関係というものには変化が起きておりますね。
土星で現実に変化を起こし、冥王星の長い時間の経過を経ることで多くの人の常識が変化するそのような流れになりそうです。

みなさまは現在の世の中を見て、今後どのように変化すると予想しますでしょうか?


水瓶座×冥王星

さて、気になる水瓶座冥王星のコラボですが、冥王星の『破壊と再生力』という根本からの変化を促すパワーと、水瓶座の象意から、IT技術の進化によって、距離というものを超えて繋がる可能性はどんどん実現化しそうですが、
気になるのが、前回、水瓶座冥王星が滞在していた時の様子はどうだったんだ?ということ。
調べてみますと、1778年から1798年あたりの約20年間の滞在でした。
2023年から考えると253年前です。

他の星の配置はその時々で違うため、
もちろん全く同じということではありませんが、
冥王星は公転周期が遅いため、今生きている私たちは未体験です。
ですから、水瓶座に滞在している時の社会はどんなだったかは歴史を参考にするしかないわけですね。
*とは言え、これまで他のサインに滞在していた時も、全部初体験ということになります。

ということで、その時代はどんな時代だったかと言いますと、
日本は江戸時代中期でございました。

1700年以降、そして江戸時代がどのような流れだったかを検索してみると、様々な出来事が記されています。
ーーーーーーー
1781年           年号が『天明』に
1782年(~1788年 ) 天明の大飢饉
1783年                  浅間山噴火
1787年     寛政の改革

1792年     ロシア使節ラクスマン根室に到着
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*ロシアからやってきた、ラクスマンさま!

こういった事柄の発生原因などを細かく知っていきたいところではありますが、
こうしてざっと昔の出来事を見ていて思ったんですが、
地震とか噴火とか、飢饉とかが多いんですよね。疫病の流行もある。
それらの流れを見ていると、こういった出来事はやっぱり連鎖しているようだと思いました。
どう連鎖するかというと・・・

ーーー
災害(天候・地震・噴火など)

食べ物がなくなる

免疫低下

疫病の流行
ーーー
昔は、その年の天候により、作物が育たないことが多く、
満足に食べれなかったり、
各家庭で備蓄していた分も国に収めなくてはいけない状況になったりと、本当に大変だったんですよね。
現在は食べ物に困ることはあまりなく、それが当たり前のように思いますが、日本の食の自給率は低く、輸入がストップしたり、原料が値上げとなればこれまでの状態は崩れていきます。

いやしかし、改めて歴史の流れを見ていたら、これまでの私が生きてきた何十年間って、本当にありがたかったのだなと思いました。
大変な時期があったからこそ、それを変えようとして、こんなありがたい現在の状況を作ってきた様々な時代に生きた人々、ご先祖様たちの事を思いながら、近年、歪みのように発生したようにも思えるマイナス点や、復活させるべき昔ながらの知恵なども含め、私たちはどうするべきかと考えるきっかけになりました。

前回の水瓶座冥王星の時期と全く同じ出来事になるわけではありませんが、それでも現在の状況から予測されることとの共通点を見出し、現状況に対する対策を考えれば、どんな時も案外普通に過ごせるし、その上で時代を楽しむこともできるのかもしれないなと思ったりします。

むしろ『楽しむ』って、自分の不安要素を無くすことが基本だったりしますよね。
この『不安要素からの必要な準備と改善ができていない』にもかかわらず『希望を持つ』とか、『見て見ぬ振り』『本当は辛いのに仕方ないから続ける』などの状態が生み出す惨事は、私たち、これまでたくさんみてきてもいるわけですから・・・

星時計がくれるヒントを役立てる

占星術で見る星の影響は、私は人間の精神とつながっていると考えています。
この星時計を使った予測というのは、『多くの人の精神に変化が起こるタイミング』で、社会で起きることというのは、その発生源を遡ると人間の『意識』にたどり着く。

今回大きな話題になっているのは冥王星の移動ですから、
例えば火山のマグマのように、私たちの内にある、見えないところで活動しているエネルギーと例えて考えると、
こういった集合意識の噴火のタイミングで表に出てきて、日常を大きく変化させる。

ですから私はまず、意識できる範囲での『自分のマグマの溜まり具合』
自分が本来安心できる環境や状況・人間関係などの様子と、現実とのズレ具合が『事』の大きさに比例すると考えます。

さらにそのズレによるフラストレーションは『自然』とコラボする・・・
と言いますか、自然発生する『事』を大きくするのは、いつだって『人間』なのですよね。
ということは、逆にもできる訳です。
つまり、『事を小さくする』

そのためにも、まずは自分でキャッチできる『自分自身のズレ修正』をできるだけ行いたいですね。
それはきっと、私たちの毎日の生活の中にあるものや、自分の心の反応や体調など、普段は見過ごしがちなことや後回しにしがちなことに目を向けて、ひとつひとつ解決に向けての行動をしていくことなのだと思います。

2020年3月以降からの自粛期間を含めた数ヶ月、そして土星が再び水瓶座へと入る冬まで、引き続き自分が発生させているズレを丁寧にキャッチし、修正する練習&準備スペシャルタイム!と思って。

それと同時に、自分が常々思っていたことに素直に向かう、
そして必要な行動をできるために良き情報から学びながら洞察力を磨き、準備を進めていく。

そして、ぜひ、自分が『生きてるだけ』で、発生する、
『影響力』というものに目を向けてください。
影響力がある・ないではなく、『どう影響しているか?』です。

ひとりひとり、意識というものを与えられた『人間』なのだから、
どんな人も、個人レベルでの取り組みさえも、社会に対して影響力大だと思っております。

 

KIN